UVLS / Plaster figures  (Smart Illumination Yokohama 2017 Ver.)


モチーフのギリシャ神話の彫刻たちは紫外線に反応して蛍光する糸によって、コンピュータグラフィックス上で立体形状をつくり出すために線で多角形を表現する”ポリゴン”で描きだされています。そこに紫外線ライトを照射するとポリゴンを形成する線が蛍光し、元の立体オブジェの形状が見えなくなり、そこから質量、重量や体積が取り除かれ、仮想的なポリゴンメッシュ(ポリゴンの集合体)の光に還元され、非物質の概念の彫刻をつくりあげています。 2次元と3次元、デジタルとアナログ、想像と現実の間を行き来するような曖昧な世界が、象の鼻パークの防波堤に出現しました。

 


 

糸、UVライト、既製品

スマートイルミネーション横浜 2017 [象の鼻パーク・神奈川] 2017

Photo: Ryohei Tomita